今日はバレンタインデーですね。お花とバレンタインの歴史をちょっと調べてみました。
英語のバレンタインとはバレンタインデーに贈るカードのことをさすそうです。18世紀、花で思いを伝える花言葉が西欧で流行するようになり、そのころからカードと一緒に花を贈る風習が徐々に始まったそうです。19世紀末にフローリストができ、その風習がさらに定着していきました。そして、アメリカでも1930年代から夫が妻に花を贈る日となりました。贈られる花は赤い薔薇、花言葉は「永遠の愛」です。 素敵ですねー。
ロンドンのある花屋では2000年のバレンタインに一日で7500本の赤バラが売れたそうです。現在アメリカで最も花が売れる日はバレンタインデーで、カップルだけでなく、男女関係なく友人や親戚同士贈り合うそうです。花の7割はバラで、色は赤が圧倒的に多いそうです。この傾向は初めバレンタインに熱心でなかったフランスやドイツにも広がったそうです。
日本ではデパートやあちこちでチョコレート狂想曲がくりひろげられていますが、もとはロマンチックな素敵な日だったのですね。赤いバラ、赤いお花を眺めてしばし思いにひたりたいものですね。
今日は午後から日差しがあたたかくなってきたので、お外で苗の植え替えや、花がら摘み、植物の手入れなどしました。そろそろ春の庭仕事の時期になりますね。夕方配達に行ったお宅では、黄色のビオラがいっぱいに植えてあってまるでお花たちが楽しそうに笑っているようでした。可愛い風景に嬉しくなりました。お花を植えておくって、もちろん自分の楽しみではありますが、道を行く見知らぬ人々など他の人のためでもあるんだなーと思いました。
先日のジャパンカップ代表選考会のフラワーアレンジメント作品いろいろの写真です。与えられたテーマは、「ありがとう、待っているあなたに」でした。皆それぞれのイメージで頑張って作品を仕上げたようです。
昨日は金沢の県立音楽堂にて、JFTD主催のフローリストのジャパンカップ北陸代表選考会がありました。各県の予選を経た選手たちが持ち込みアレンジを展示し、その中から選ばれた6名が当日の実技を行いました。北陸のトップクラスのフローリストたちの花束、アレンジメント各30分の実技は見学する私たちも手に汗握る迫力でした。
そして今話題で雑誌などでも取り上げられているフロリストの清水さくら先生が北海道からお見えになり、素敵なデモンストレーションを披露してくださいました。
複数の器を使って、苔と球根植物をそれぞれいけてあります。枝物で空間を広げてのびのびとした作品ですね。
葉ランでまいいたミニブーケ、苔の梅木をベースとしたリューココリネのアレンジ、どれも女性の先生らしい優しくかわいい作品でした。
花屋さんに働かせていただくようになって二年半ほど、今年初めて、出品させていただいた私のアレンジです。箱いっぱいに春をつめこんだイメージです。素敵な作品をみると、まだまだ勉強不足・・・、またいろいろ学んでいきたいと思います。